ActiveX DLLの作り方 (Pro以上)

1. [ 新規作成 ] で ActiveX ライブラリを指定します。

2. [ 新規作成 ] - "ActiveX" から "オートメーションオブジェクト" を選びます。

3. オートメーションオブジェクトウィザードが起動します。ここでクラス名を入力するんですが、ここではクラス名の先頭に T を付けないで下さい。

4. オートメーションオブジェクトウィザードを [OK] すると、タイプライブラリエディタが起動します。ここでいったん保存したほうがいいでしょう。オートメーションオブジェクトではタイプライブラリエディタを使ってメソッドやプロパティの追加を行います。

5. [ メソッドの新規作成 ] ボタン (緑のアイコン) をクリックしてインターフェイスにメソッドを追加します。メソッド名を決定して、引数などの指定をします。引数は "パラメータ" ページで指定できます。使える型に制限があるので注意してください。

6. メソッドを追加したら [ ソースコードの更新 ] ボタンをクリックしてソースコードを更新します。ソースコードにタイプライブラリエディタで追加したメソッドなどが追加されます。 implementation 部のコードを記述します。

7. ActiveX DLLをレジストリに追加するには [ 実行 ] - [ ActiveX サーバーの登録 ] を指定します。

8. タイプライブラリの名前はプロジェクト名が使われます。プロジェクト名は [プロジェクト] - [オプション] で設定するのですが、これをし忘れて登録すると "Project1 ライブラリ" みたいなかっこわるい名前になります。これを変更するにはタイプライブラリの以下の部分を修正します。

9. 登録後、VBなどの参照設定ダイアログで確認するとこのように登録されているのが分かると思います。

10. 実際にコードを記述して動作させることも可能です。